山地の樹林下、林縁に生える多年草。
茎は匍ふくしてその先が直立し、高さが20〜30cm、緑色で白い毛に覆われている。
葉は互生し、5〜6枚つき、広披針形〜卵状披針形、長さ2〜5cm、花の時期には下から順に赤くなり枯れていく。
花は茎頂に総状花序を作り、5〜10個。花弁はY字型に左右に開き、白色で径5mm程度、子房はややねじれて、萼片と共に白い長毛が多い 良く似たヤンバルキヌランより花期が1ヶ月から1ヶ月半位遅い。 分布は台湾、ヒマラヤ、タイ、インドシナ。沖縄の北部が自生の北限。開化は3〜5月。 (良く似た花の比較) |