アミガサギリ(編笠桐)

トウダイグサ科 アミガサギリ属
Alchornea liukiuensis

海岸近くの石灰岩近くに見られる雌雄異株の高木又は低木。高さは2〜3m。
葉は単葉、長さ3〜10cmの赤い柄があり、互生し、心形〜広卵形、鈍頭〜鋭尖頭、基部は心形〜切型、浅い細鋸歯縁、 無毛で裏面は白緑色、洋紙質、長さ6〜18cmで先が尖る。葉の基部には2個の密腺がある。
穂状花序は頂生し、花は花軸に沿って球状に集まり、長さ1.5mmで花弁はなく、雄花は4個の三角形の萼片をもち、雄しべは8個、 雌花の萼片は披針形〜卵形、柱頭は紅色で3裂する。
果実(乾果)は扁球形で径約1cm、3溝がある。種子は扁倒卵形、長さ6〜7cm、いぼ状の突起がある。
分布は奄美大島以南〜琉球、台湾。

西表島 10.6.4

赤く細い花弁の花が雌花。白いのが雄花
西表島 10.6.4


石垣島 2013.2.16

石垣島 2013.2.16

国頭村 2022.6.6

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