山地の樹幹や海岸崖地、岩上等をよじ登る落葉の低木。小枝は淡褐色で径5mm位。秋には落葉する。 巻ひげの先端は吸盤状。葉は掌状又は3出複葉、頂小葉は倒卵形〜倒卵状長楕円形、長さ13〜14cm、幅6〜7cm。洋紙質で上面は緑色、下面は灰白色、 葉脈は著しく隆起する。小葉は無柄。 葉と対生に出来る花序は長さ5〜7cm、花軸はジグザグに屈折する。花は黄緑色、花弁は5枚、径4mm程度、雄蕊、萼の長さが各2mm程度。 果実は球形の液果で黒紫色に熟する。 分布は奄美〜沖縄島、台湾、中国南部、インドシナ、ジャワ島。 開花は7〜8月。 |