海岸近くの主に石灰岩地に生える高さ10〜15mの常緑高木。幹から気根を出し、岩や崖に張り付く事が多い。 葉は単葉、互生、全縁で大きな楕円形で長さ8〜15cm、幅4〜8cm、先端は短く尖り、基部は円形。側脈は6〜8対。 葉腋または葉の落ちた跡のわきにこぶ状の突起が出来、1〜3個の花嚢をつける。径1cm、微毛があり柄は長さ2〜5mm。 雌雄同株で1つの花嚢に雌花、雄花、虫えい花がある。 分布は和歌山、山口、四国南部〜先島諸島、大東。果嚢の時期は通年。 |
←果嚢は淡紅〜白色で球形、径1cm。太い枝や幹にも直接つく。 ↓葉の先端は短く尖り、側脈は縁で曲がり上下の側脈と 結合する。太い側脈は6〜8対。 今帰仁村 2017.4.26 |