アコウ(赤榕) 

クワ科 イチヂク属
Ficus subpisocarpa

海岸近くの主に石灰岩地に生える高さ10〜15mの常緑高木。幹から気根を出し、岩や崖に張り付く事が多い。
葉は単葉、互生、全縁で大きな楕円形で長さ8〜15cm、幅4〜8cm、先端は短く尖り、基部は円形。側脈は6〜8対。
葉腋または葉の落ちた跡のわきにこぶ状の突起が出来、1〜3個の花嚢をつける。径1cm、微毛があり柄は長さ2〜5mm。 雌雄同株で1つの花嚢に雌花、雄花、虫えい花がある。
分布は和歌山、山口、四国南部〜先島諸島、大東。果嚢の時期は通年。

今帰仁村の海岸地 2017.4.26





←果嚢は淡紅〜白色で球形、径1cm。太い枝や幹にも直接つく。


↓葉の先端は短く尖り、側脈は縁で曲がり上下の側脈と
結合する。太い側脈は6〜8対。

今帰仁村 2017.4.26


白い花の様な葉は葉の芽を1枚ずつ包んでいる苞らしく、葉が成長すると落ちてしまう。
八重瀬町 2021.12.5

葉は全縁で大きな楕円形、長さ8〜15cm、幅4〜8cm、先端は短く尖り、基部は円形。側脈は6〜8対。
(左・中)八重瀬町 2021.12.5 (右)北中城村 2022.3.29



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