アキザキナギラン(秋咲梛蘭)
(オオナギラン)

ラン科 シュンラン属
Cymbidium lancifolium

石灰岩の山地林下に生える多年草。茎は直立して草丈30〜50cmになる。根は長く地中で分岐する。
数枚の葉は楕円形で革質で薄く、長さ15〜20cm、幅5p、基部が急に尖り、葉縁に鋸歯はない。
偽球形から総状花序を出し、10〜20個の花をつける。萼片は腺所披針形で長さ2.5cm、幅4〜5mm、花弁は淡い緑色で唇弁は白く赤紫の斑点がある。 刮ハは長楕円形、長さ4cm、径2cm、3稜形。
分布は徳之島以南〜琉球列島。開花は12月〜2月。
当初アキザキナギランと言われていたが、比べて特に大形で、やや形態が異なるということで、オオナギランとされた。

初めて見た時の画像です。美しさに圧倒されました。2003.12.28

2005.1.9

2006.2.4



 

開花はたった2株でした。
2012.3.19

株の成長は見られますが
花は咲きませんでした。2013.4.6

久しぶりに蕾を確認
2013.12.9


2014.1.15

果実。
2017.12.24

国頭村 2021.5.21

 2024.2.4

 2024.2.4

(左)根は長く地中で分岐する(この後根に土を戻しています)(右)萼片は腺所披針形で長さ2.5cm、幅4〜5mm。
 2024.2.4

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