アキカサスゲ (秋笠菅) 

カヤツリグサ科 スゲ属
Carex nemostachys

河畔、水湿地に生える多年草。匍匐根茎があり、叢生する。有花茎は高さ30〜60cm、葉より低い。
葉は硬く幅4〜7mm。有花茎より長い。基部の鞘は淡色で糸網を生じる。苞は葉状で無鞘。
頂小穂は雄性せ線形、長さ4〜8cm。側小穂は雌性で柱形、長さ4〜10cm、花を密につけ、柄は殆ど無い。
雌鱗片は淡緑色、長い芒がある。果胞は長さ3〜4mm、雌鱗片より短く披針形、長さ3〜4mm、多脈、有毛で嘴が長く口部は2小歯。
痩果は倒卵形で長さ1.5mm。柱頭は3岐。分布は本州(近畿地方)〜南西諸島。開花は10〜12月。

国頭村 2013.12.9

国頭村 2013.12.9

国頭村 2013.12.9

国頭村 2013.12.9

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