樹高10〜20mの常緑高木。樹皮はやや平滑で灰褐色鱗片状に剥がれ、新しい樹皮は暗紅色。 葉は対生、互生、革質で光沢があり、卵形〜長楕円形、無毛で平滑、長さ7〜11cm、幅2.5〜4.5cm、鋭尖頭、基部はくさび形、 主脈、測脈は両面に隆起し、網脈は著しく隆起する。 円錐花序は葉腋に出来、花柄は短い。花は小形で径3〜4mm、花被片は楕円形〜長楕円形、長さ2mm。 果実は楕円形、長さ1.5〜2cm、黒紫色に熟する。国内のアカハダクスノキ属はこの1種のみ。 分布はトカラ列島(悪石)〜琉球、台湾。開花は10〜11月。 |