アイダクグ(間莎草)タイワンヒメクグ

カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
Cyperus brevifolius var. brevifolius

路傍や休耕田、草地にみられる多年草。横に長く伸びた赤みを帯びた根茎を持つ。
有花茎は直立し、高さ15〜30cm。 葉は軟らかく扁平、幅2〜3mm。基部の鞘は褐色又は赤褐色を帯びる。
花序は球状、無柄、径5〜12mm、密に多数の小穂をつけ淡緑色。苞は葉身は2〜4枚、葉状で長い。小穂は長さ3mm前後、 長楕円形。鱗片は狭卵形で先は尖り、先端はわずかに反曲し、膜質、淡緑色で細脈があり、竜骨には数個の小刺がある。 痩果は広卵形で長さは鱗片の約1/2。花柱は痩果とほぼ同長。柱頭は2岐する。ブログへ⇒

2013.10.18

2013.10.18

(左)根茎は長く伸びる。(右)鱗片と痩果。鱗片2mm、痩果1mm。よく似た物にヒメクグがあるが鱗片の竜骨に刺がない。
(左)2013.10.10 (右)2014.9.22

大宜味村 2015.11.9

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