アダン(阿檀)

タコノキ科 タコノキ属
 Pandanus odoratissimus 
 

海岸付近の林や砂地に見られる高さ3〜5mの小高木。太い枝を疎らに分岐そ、幹から多数の太い支柱根を垂れる。
葉は硬い革質で枝の先端に3列のらせん状に束生し、線状披針形、長さは1〜1.5m、幅は3〜5cm、頂鋭尖頭、灰白色、 下面中肋には上向する鋭い鋸歯がある。
雄花序は多少下垂し、長さ50cm、これを包む仏炎包は披針形、長さ20cmに達し、鋭く尖る。乳白色で芳香を放つ。
果実は一見パイナップルに似ていますが、アダンの実は木の上から ぶら下がっています。葉の周囲に鋭い刺があり、さわると怪我をするので注意。 分布は琉球列島、熱帯から亜熱帯の海岸近く。開花は周年。


雄花 2011.11.26

雄花 2013.5.26


2007.10.21

果実 2007.10.21

雌花 伊平屋 2014.8.6
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